日本歴史地名大系 「地村」の解説 地村ついじむら 群馬県:利根郡片品村地村[現在地名]片品村築地(ついじ)下平(しもだいら)村の北東、小立沢(こたつざわ)山の山裾に位置。寛文郷帳によると高四八石余(畑方のみ)。寛文三年(一六六三)の真田領村高書上控では高二一九石余。延宝六年(一六七八)の年貢割付状(「片品村史」所収)には多葉粉畑上畑七畝余がみえ、天和元年(一六八一)の年貢割付状(同書所収)によると、上畑一畝余・並畑一畝その他合せて四畝余がたばこ畑であった。 地村ついじむら 茨城県:東茨城郡内原町地村[現在地名]内原町筑地東南流する桜川南側の低台地上、結城街道の南にある。南西は赤尾関(あこおせき)村。寛永二一年(一六四四)の御知行割郷帳に「筑地村」とみえ、高四〇四石余、うち田二三八石は二ツ七分、畠一六六石余は三ツ取とあり、旗本山野辺右衛門大夫の給地であった。元治元年(一八六四)の高野村留書(村沢文書)の組合村々にも「筑地村」とみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by