地獄落(読み)じごくおとし

精選版 日本国語大辞典 「地獄落」の意味・読み・例文・類語

じごく‐おとしヂゴク‥【地獄落】

  1. 〘 名詞 〙 ネズミ取りの一種。ネズミがえさに食いついた瞬間、上から押えの重い板が落ちて打ち殺す仕掛けにしたもの。地獄
    1. [初出の実例]「そのねずみども、一疋もにがすな。ちこくおとし、さげわなにかけて、ごくもんにさらし、とび、からすにくらはすべし」(出典:御伽草子・隠れ里(室町時代物語集所収)(江戸初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む