地蔵の顔も三度(読み)ジゾウノカオモサンド

デジタル大辞泉 「地蔵の顔も三度」の意味・読み・例文・類語

地蔵じぞうかお三度さんど

仏の顔も三度」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「地蔵の顔も三度」の意味・読み・例文・類語

じぞう【地蔵】 の =顔(かお)[=面(つら)]も三度(さんど)

(柔和で慈悲深い地蔵菩薩も顔を何度もさかなでにされれば腹を立てるようになるという意から) 寛容な人でも、たびたび踏みつけにされると腹を立てることのたとえ。仏の顔も三度
浮世草子・世間御旗本容気(1754)四「親のいさめ世のそしりもいとはず、度々教訓も聞入ざりしかば、地蔵の顔(カホ)も三度(サンド)目は親父憤り」

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