地貰(読み)じもらい

精選版 日本国語大辞典 「地貰」の意味・読み・例文・類語

じ‐もらいヂもらひ【地貰】

  1. 〘 名詞 〙 土地使用に先だち、土地の神から土地を貰う儀式。奈良県吉野地方では、開墾の前にその土地の四隅に杭を打って注連(しめ)を張る。また、多くの地方で墓穴を掘るとき四隅に銭をおいて土地の神から土地を貰う形式をとる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android