地震防災対策強化地域(読み)じしんぼうさいたいさくきょうかちいき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「地震防災対策強化地域」の解説

地震防災対策強化地域
じしんぼうさいたいさくきょうかちいき

大規模な地震が発生した際,著しい地震災害が生ずるおそれがあるため,地震防災対策を強化する必要がある地域。大規模地震対策特別措置法に基づき,内閣総理大臣が指定もしくは解除する。1979年に東海地震(→東海地震モデル)を想定して静岡県,山梨県,長野県,神奈川県,愛知県,岐阜県の 6県にまたがる地域が指定された。その後の地震観測や研究の進展をうけ 2001~02年に中央防災会議で想定震源域の再検討が行なわれ,その内容をもとに,(1) 震度6弱以上(→震度),(2) 20分以内に高い津波が押し寄せるおそれがある,(3) 一体的な防災体制をとるべきである,とみられる地域について検討され,三重県や伊豆諸島の一部にまで拡大した。2008年4月現在,静岡県全域,東京都,神奈川県,山梨県,長野県,岐阜県,愛知県,三重県の 8都県にまたがる 170市町村が指定されている。地域内では地震観測・測量が強化され,地震防災応急計画の作成が義務づけられる。

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