坂合黒彦皇子墓(読み)さかあいのくろひこのみこのはか

日本歴史地名大系 「坂合黒彦皇子墓」の解説

坂合黒彦皇子墓
さかあいのくろひこのみこのはか

[現在地名]大淀町大字今木

今木いまき集落を東と西に挟む尾根山麓にある二〇基以上の古墳群中の一つ。「大和志」に「新漢南墓」と記され「俗呼天狗森(後略)」とある。「日本書紀」雄略天皇即位前紀にこの墓に関し、天皇をめぐる皇位継承にまつわる記事がみえる。根使主の讒言にもとづく眉輪王の変ののち、大泊瀬皇子(のちの雄略天皇)によって円大臣・黒彦皇子・眉輪王は家に火を放たれ焼き殺された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 後略 遺骨 当地

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む