坂合黒彦皇子墓(読み)さかあいのくろひこのみこのはか

日本歴史地名大系 「坂合黒彦皇子墓」の解説

坂合黒彦皇子墓
さかあいのくろひこのみこのはか

[現在地名]大淀町大字今木

今木いまき集落を東と西に挟む尾根山麓にある二〇基以上の古墳群中の一つ。「大和志」に「新漢南墓」と記され「俗呼天狗森(後略)」とある。「日本書紀」雄略天皇即位前紀にこの墓に関し、天皇をめぐる皇位継承にまつわる記事がみえる。根使主の讒言にもとづく眉輪王の変ののち、大泊瀬皇子(のちの雄略天皇)によって円大臣・黒彦皇子・眉輪王は家に火を放たれ焼き殺された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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