坂田兵四郎(読み)さかた ひょうしろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂田兵四郎」の解説

坂田兵四郎 さかた-ひょうしろう

1702-1749 江戸時代中期の長唄唄方。
元禄(げんろく)15年生まれ。初代坂田藤十郎の甥(おい)。坂田派の流祖享保(きょうほう)15年初代瀬川菊之丞とともに京都から江戸にうつり,翌年中村座で「無間(むけん)の鐘」をうたい好評を博す。めりやすを得意とし,江戸長唄界で初代松島庄五郎とともに活躍した。寛延2年6月11日死去。48歳。京都出身。名は「へいしろう」ともよむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android