坂田宮(読み)さかたのみや

日本歴史地名大系 「坂田宮」の解説

坂田宮
さかたのみや

坂田郡にあったとみられる行宮。「倭姫命世紀」に天照大神の鎮座地を求めて巡歴する倭姫命が「四年乙未、淡海ノ甲賀ノ日雲宮ニ遷リたまひ、四年斎き奉る。時に淡海の国造、地口御田ヲ進る」とあり、また「八年乙亥、同国の坂田宮に遷幸ナリテ、二年斎き奉る。時に坂田君等、地口御田ヲ進る」とあり、倭姫命が甲可日雲宮に次いで坂田宮にとどまり、天照大神を奉祭していたことが知られる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む