デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂田市太郎」の解説 坂田市太郎 さかた-いちたろう ?-? 江戸時代中期の歌舞伎役者。2代坂田藤十郎の養子とも,初代坂田半五郎の門人ともいう。享保(きょうほう)12年(1727)京都から江戸にうつり,翌年中村座に出演。のち若女方として活躍。元文5年京都にもどり,寛保(かんぽう)元年から亀屋粂之丞(くめのじょう)座などの座本をつとめる。延享元年大坂嵐座に出演,4年同座で立役(たちやく)に転じた。俳名は朝章。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例