坂田市太郎(読み)さかた いちたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂田市太郎」の解説

坂田市太郎 さかた-いちたろう

?-? 江戸時代中期の歌舞伎役者
2代坂田藤十郎の養子とも,初代坂田半五郎の門人ともいう。享保(きょうほう)12年(1727)京都から江戸にうつり,翌年中村座に出演。のち若女方として活躍。元文5年京都にもどり,寛保(かんぽう)元年から亀屋粂之丞(くめのじょう)座などの座本をつとめる。延享元年大坂嵐座に出演,4年同座で立役(たちやく)に転じた。俳名朝章

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android