坂野正高(読み)バンノ マサタカ

20世紀日本人名事典 「坂野正高」の解説

坂野 正高
バンノ マサタカ

昭和期の政治学者 国際基督教大学大学院行政学研究科教授。



生年
大正5(1916)年6月26日

没年
昭和60(1985)年7月10日

出生地
米国・ニューヨーク市

学歴〔年〕
東京帝国大学法学部政治学科〔昭和17年〕卒

主な受賞名〔年〕
吉田茂賞(第3回・昭48年度)「現代外交の分析」,紫綬褒章〔昭和56年〕

経歴
東京大学東洋文化研究所助手、旧制都立高教授を経て、昭和30年東京都立大学法学部教授、42〜51年東京大学法学部教授を務め、52年から国際基督教大学教授に。清朝末期外交史の権威主著に「China and the West 1858〜1861」「近代中国外交史研究」「近代中国政治外交史」「イメジの万華鏡」「現代外交の分析」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂野正高」の解説

坂野正高 ばんの-まさたか

1916-1985 昭和時代の政治学者。
大正5年6月26日ニューヨーク市生まれ。都立大教授をへて昭和42年東大教授,52年国際基督(キリスト)教大教授。近代政治学研究の手法で近代中国と西洋との関係史を研究した。昭和60年7月10日死去。69歳。東京帝大卒。著作に「近代中国外交史研究」「現代外交の分析」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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