デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坊主小兵衛」の解説 坊主小兵衛 ぼうず-こへえ ?-? 江戸時代前期の歌舞伎役者。道外方(どうけがた)の名人として江戸で活躍。糸鬢(いとびん)にした頭が坊主頭にみえたのでこの名がある。貞享(じょうきょう)5年(1688)中村座「奴朝比奈大磯通」の供奴(ともやつこ)で人気をあつめた。その姿を五月節句の兜(かぶと)人形につくった小兵衛人形は役者人形のはじめという。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by