日本歴史地名大系 「坊川沢」の解説 坊川沢ぼうがわさわ 秋田県:北秋田郡鷹巣町七日市村坊川沢西流して小猿部(おさるべ)川に注ぐ坊川の南北両域に広がる長渡(ながわたり)・李木(すももぎ)・めたら・焼山(やけやま)・夏山(なつやま)など一四沢一帯の総称で秋田藩留山。寛政六年(一七九四)には、麓村七日市(なのかいち)のほか、品類(しなるい)・岩脇(いわわき)・横淵(よこぶち)・中屋敷(なかやしき)、それに米内沢(よないざわ)村(現森吉(もりよし)町)枝郷の上新田(かみしんでん)・中新田・下新田の各村々が入会している(御留山并ニ銅山片付山書上帳)。米内沢枝郷の参加は延享二年(一七四五)からで、月に屶一八丁の制限があった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by