垂垂(読み)すいすい

精選版 日本国語大辞典 「垂垂」の意味・読み・例文・類語

すい‐すい【垂垂】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
  2. たくさんたれさがっているさま。
    1. [初出の実例]「静者襟懐久曠夷、白頭嬾剃雪垂々」(出典:蕉堅藁(1403)山居十五首次禅月韻)
    2. 「枝葉蓑々(スイスイ)として地上に垂」(出典:読本忠臣水滸伝(1799‐1801)前)
    3. [その他の文献]〔杜甫‐和裴迪登蜀州東亭見寄詩〕
  3. 次第にその方に傾くさま。〔貫休‐陳情献蜀皇帝詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「垂垂」の読み・字形・画数・意味

【垂垂】すいすい

次第に。

字通「垂」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android