垂垂(読み)すいすい

精選版 日本国語大辞典 「垂垂」の意味・読み・例文・類語

すい‐すい【垂垂】

〘形動タリ〙
① たくさんたれさがっているさま。
※蕉堅藁(1403)山居十五首次禅月韻「静者襟懐久曠夷、白頭嬾剃雪垂々」
読本忠臣水滸伝(1799‐1801)前「枝葉蓑々(スイスイ)として地上に垂」 〔杜甫‐和裴迪登蜀州東亭見寄詩〕
② 次第にその方に傾くさま。〔貫休‐陳情献蜀皇帝詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「垂垂」の読み・字形・画数・意味

【垂垂】すいすい

次第に。

字通「垂」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android