垂直的評価(読み)スイチョクテキヒョウカ

人事労務用語辞典 「垂直的評価」の解説

垂直的評価

「垂直的評価」とは、上司部下というタテの関係の中で行われる人事評価のことです。定義としては「部下が上司を評価する」意味も含まれますが、一般的には「上司が部下を評価する」ことを指します。多く企業では、日常的・直接的に部下の指導監督にあたる直属の上司を第一次考課者として、一次考課者の監督者を第二次考課者として位置づける垂直的評価システムが考課方式の主流になっています。これに対し、同僚など組織階層上のヨコの関係で評価を行うことを「水平的評価」といいます。
(2011/11/14掲載)

出典 『日本の人事部』人事労務用語辞典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android