垣下の座(読み)エンガノザ

デジタル大辞泉 「垣下の座」の意味・読み・例文・類語

えんが‐の‐ざ〔ヱンガ‐〕【垣下の座】

垣下の人の着座する場所座席。えがのざ。

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精選版 日本国語大辞典 「垣下の座」の意味・読み・例文・類語

えんが【垣下】 の=座(ざ)[=所(ところ)

  1. 垣下の人のすわる場所、座席。えがの座。えんが。
    1. [初出の実例]「源宰相ゑんがの所より入りいまするを」(出典:宇津保物語(970‐999頃)菊の宴)
    2. 「垣下の座を敷くなるは、臨時の祭の庭の儀」(出典:宴曲・宴曲集(1296頃)五)

えが【垣下】 の=座(ざ)[=所(ところ)

  1. えんが(垣下)の座
    1. [初出の実例]「ゑがのところの物の音出して遊びあかして」(出典:宇津保物語(970‐999頃)祭の使)

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