埃茸(読み)ホコリタケ

デジタル大辞泉 「埃茸」の意味・読み・例文・類語

ほこり‐たけ【××茸】

ハラタケ科のキノコ。夏から秋に山野地上に生える。宝珠形で、初め白いがのち淡灰褐色になる。熟すと頂に穴が開いてほこりのように胞子が噴き出す。若いものは食用。きつねのちゃぶくろ。

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精選版 日本国語大辞典 「埃茸」の意味・読み・例文・類語

ほこり‐たけ【埃茸】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 担子菌類ホコリタケ科のキノコの総称。キノコの体は外皮に包まれ、胞子は成熟するまで外に現われない。いずれも若いときは肉が白く食用となるが、胞子が熟すとキノコの外皮が破れて外に吹き出し、ほこりのような状態を呈する。主なものにオニフスベ、ホコリタケなどがある。
  3. ホコリタケ科のキノコ。各地の山野の地上に普通に見られる。高さ四~五センチメートルの洋梨形で頭部は宝珠形、若いときは白く、しだいに灰褐色となる。熟すと、頂端小孔から煙のように胞子を吹き出す。若いものは食用として美味。きつねのちゃぶくろ。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「埃茸」の解説

埃茸 (ホコリタケ)

学名Lycoperdon perlatum
植物。ホコリタケ科のキノコ

埃茸 (ホコリタケ)

植物。ホコリタケ科の腹菌類,薬用植物。オニフスベの別称

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