城田寺郷(読み)きだいじごう

日本歴史地名大系 「城田寺郷」の解説

城田寺郷
きだいじごう

現城田寺を遺称地とする。鎌倉時代には城田きだ郷とも称したが、木田きだ郷・城田きだ庄との関係は不明。承元二年(一二〇八)正月一六日に書写された「梵網経古迹記」青丘沙門大賢集の奥書(日本古写経現存目録)に「時方郡城田寺如法草庵」とみえる。建長八年(一二五六)四月二五日、下人の売買をめぐって「城田御領」に付沙汰された訴訟により身柄を拘束された西心の身代を、白拍子の玉王が請出している(「白拍子玉王身代請文」真福寺本倭名抄裏文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む