催促(読み)サイソク

デジタル大辞泉 「催促」の意味・読み・例文・類語

さい‐そく【催促】

[名](スル)物事を早くするようにうながすこと。督促。「矢の催促」「返事催促する」
[類語]督促迫る要求強請きょうせい強迫強談ごうだん催告付く責め立てる求めるせつく催促がましいせがみ立てる急き立てる急かせる尻を叩く矢の催促やいのやいの

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精選版 日本国語大辞典 「催促」の意味・読み・例文・類語

さい‐そく【催促】

  1. 〘 名詞 〙 早くするようにせかすこと。せっつくこと。特に、課役借金徴収をせまったり、軍勢徴発を要請したりすること。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「催促(サイソク)をも待たず、諸国の軍勢、夜、昼引きも切らず」(出典太平記(14C後)三)
    2. 「花さけと催促するや雨の声〈祐伝〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)二)
    3. [その他の文献]〔古蒿里辞〕

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普及版 字通 「催促」の読み・字形・画数・意味

【催促】さいそく

うながす。〔古楽府里〕鬼伯(霊界支配者)一に何ぞ相ひ催促する 人命少(しばら)くも踟(ちちゆ)(たちもとおる)することを得ず

字通「催」の項目を見る

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