催促(読み)サイソク

デジタル大辞泉 「催促」の意味・読み・例文・類語

さい‐そく【催促】

[名](スル)物事を早くするようにうながすこと。督促。「矢の催促」「返事を催促する」
[類語]督促迫る要求強請きょうせい強迫強談ごうだん催告付く責め立てる求める催促がましいせがみ立てる急き立てる急かせる尻を叩く矢の催促やいのやいの目まぐるしい忙しいせわしいせわしない気ぜわしい慌ただしいきりきり舞い東奔西走てんてこ舞い多忙繁忙繁多繁劇多事多端多用繁用席の暖まるいとまもない猫の手も借りたいそそくさせかせか性急拙速多端忙殺怱忙そうぼう倥偬こうそう怱怱そうそう大忙し取り紛れる手が塞がる目が回る応接にいとまがないあくせくこせこせばたばたせっかちあたふた気早気早い大わらわ貧乏暇無し甲斐甲斐かいがいしいそわそわ右往左往慌てふためく動き回るちょこまかうそうそ倉卒押せ押せてんやわんやああ言えばこう言う揚げ足を取るあげつらう言いたい放題言い立てるうるさいうるさ型鸚鵡おうむ返しかき口説くがたがたがみがみくそみそくだくだぐだぐだくだくだしい口うるさい口が減らない口が悪い口汚い口さがない口幅ったい口任せ口やかましいくどいくどくどくどくどしいクレーマーけちを付ける喧喧囂囂けんけんごうごう口角泡を飛ばす小うるさいごてごて小やかましい懇懇嘖嘖さくさく舌長しちくどい四の五の重箱の隅をつつく諄諄じゅんじゅん針小棒大ずけずけずばずばたらたらちくちく喋喋ちょうちょう丁丁発止つべこべ滔滔とうとうどうのこうのとやかくなんのかのねちねちねっちりぶすぶすぶつくさぶつぶつべちゃくちゃぺちゃくちゃぼろくそまくし立てる回りくどい耳に胼胝たこができる蒸し返すやいやいやかましいやかまし屋

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精選版 日本国語大辞典 「催促」の意味・読み・例文・類語

さい‐そく【催促】

  1. 〘 名詞 〙 早くするようにせかすこと。せっつくこと。特に、課役借金徴収をせまったり、軍勢徴発を要請したりすること。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「催促(サイソク)をも待たず、諸国の軍勢、夜、昼引きも切らず」(出典太平記(14C後)三)
    2. 「花さけと催促するや雨の声〈祐伝〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)二)
    3. [その他の文献]〔古蒿里辞〕

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普及版 字通 「催促」の読み・字形・画数・意味

【催促】さいそく

うながす。〔古楽府里〕鬼伯(霊界支配者)一に何ぞ相ひ催促する 人命少(しばら)くも踟(ちちゆ)(たちもとおる)することを得ず

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