城神社古墳(読み)かつらぎじんじやこふん

日本歴史地名大系 「城神社古墳」の解説

城神社古墳
かつらぎじんじやこふん

[現在地名]鳴門市大麻町大谷

東山谷ひがしやまたにの葛城神社境内にある古墳時代後期の円墳。かつて鳥居龍蔵により「かつらぎ原の塚穴」として報告されている(「阿波国板野郡大谷村塚穴」東京人類学会雑誌二四号)。古墳は大谷おおたに川扇状地東側の丘陵先端部に立地している。周辺には十数基の円墳が所在したが、大谷焼の陶土採掘や宅地開発によりほとんどが破壊された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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