執当屋敷町(読み)しつとうやしきまち

日本歴史地名大系 「執当屋敷町」の解説

執当屋敷町
しつとうやしきまち

[現在地名]敦賀市あけぼの

気比けひ神宮の北に位置する気比神領三町の一。慶長(一五九六―一六一五)頃社司の執当職を務めた北河端氏の屋敷内の借家からなる(敦賀志)。神領のため地子銀は藩へ納入せず、肝煎も置かれず、町方夫役は免除される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android