執筆立(読み)しゅひつたち

精選版 日本国語大辞典 「執筆立」の意味・読み・例文・類語

しゅひつ‐たち【執筆立】

  1. 〘 名詞 〙 俳諧で、執筆差合去嫌指導を受けないで式目に合わない句を付けること。
    1. [初出の実例]「或書云、よきもの三あり、喝食立の僧、執筆立(シュヒツタチ)連歌、禿立の傾城」(出典評判記色道大鏡(1678)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android