埼玉青なす(読み)さいたまあおなす

事典 日本の地域ブランド・名産品 「埼玉青なす」の解説

埼玉青なす[果菜類]
さいたまあおなす

関東地方埼玉県地域ブランド
主に比企郡ときがわ町で生産されている。明治時代に埼玉県に導入された黒紫色に着色しない丸なす。以前は白なすとも呼ばれた。昔は奈良漬け用に栽培されたが、現在は直売用や自家用程度にしか栽培されていない希少性の高い夏野菜。花の色は白く、実は鮮緑色の巾着型、重量が300g程度になると収穫する。煮物や焼きなすなどに最適。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「埼玉青なす」の解説

埼玉青なす

埼玉県で生産されるナス。実は巾着型で果皮は鮮やかな緑色、果肉はよく締まり加熱食に向く。かつては奈良漬の原料にも用いられた。明治期に中国から導入されたとされる。正式名称「埼玉青大丸なす」。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android