堂ヶ作山古墳(読み)どうがさくやまこふん

日本歴史地名大系 「堂ヶ作山古墳」の解説

堂ヶ作山古墳
どうがさくやまこふん

[現在地名]会津若松市一箕町八幡 堂ヶ作山

飯盛いいもり山の北側に位置し、会津盆地東縁山地の西端、標高三八二・二メートルの堂ヶ作山頂部に立地する。昭和五一年(一九七六)地元研究者により発見された。平成二年(一九九〇)・同三年墳形と築造年代を確認するため、測量および発掘調査が実施された。この結果、古墳は堂ヶ作山頂尾根部の地形を巧みに利用して築かれた、全長八五メートルの葺石をもつ、三段築成の前方後円墳であることが判明した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android