堆積土(読み)たいせきど

日本大百科全書(ニッポニカ) 「堆積土」の意味・わかりやすい解説

堆積土
たいせきど

ヨシのような水生植物コケなどの湿性植物の遺体湖沼水底堆積してできた土壌をいう。堆積の主体植物遺体であるが、これに土壌などが加わるのが普通である。泥炭土黒泥土はその典型で、古い湖沼の跡などに広く分布する。集積土、植積土とよばれることもある。

[小山雄生]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

USスチール買収問題

日本製鉄は2023年12月、約141億ドル(約2兆2千億円)で米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化する計画を発表した。国内の鉄鋼市場が先細る中、先進国最大の米国市場で、高級鋼材需要を取り込み、競争力...

USスチール買収問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android