堆積速度[深海土](読み)たいせきそくど[しんかいど](英語表記)sedimentation rate of deep sea deposit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「堆積速度[深海土]」の意味・わかりやすい解説

堆積速度[深海土]
たいせきそくど[しんかいど]
sedimentation rate of deep sea deposit

深海底には陸地から運搬された土砂が届かないので深海土の堆積する速度が遅く,太平洋底では 1000年に1~2mmと推定される。堆積速度の算出には深海堆積物中のトリウムの放射同位元素 230Th と 232Th の比が使われたり,地球磁場逆転歴史が使われたりする。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android