日本歴史地名大系 「堤尻村」の解説 堤尻村つつみじりむら 岩手県:水沢市堤尻村[現在地名]水沢市真城(しんじよう)が丘(おか)・真城(しんじよう) 堤尻須江(すえ)村西部の南に位置し、堀切(ほりきり)段丘に立地。地名の由来はかつて堤(つつみ)ヶ沢(さわ)にあった大堤の裾に位置したことによると伝える(安永風土記)。寛永一八年(一六四一)の堤尻村検地帳(県立図書館蔵)によれば田方二八町三反余・代三五貫七二四文、畑方一〇町一反余・代二貫二〇五文、名請人数二三。正保郷帳では田方二三貫八七六文・畑方一貫二〇七文、ほかに新田高一二貫八四六文。「安永風土記」では田三六貫一一文・畑六貫二六〇文で、うち蔵入二三貫二〇三文・給所一九貫六八文、屋敷名数一八、人頭三六・家数三八(うち水呑二)・人数一八六、馬三〇。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報