日本歴史地名大系 「堤新田村」の解説 堤新田村つつみしんでんむら 福島県:河沼郡河東町堤新田村[現在地名]河東町広田(ひろた)高塚(たかつか)山の南西に位置し、東は北山(きたやま)新田村、北は南高野(みなみこうや)村。寛永九年(一六三二)の開村と伝える。宝永三年(一七〇六)の高八四石余(「御国中郡分村付組切覚帳」鈴木家文書)。代田組に属し、文化一五年(一八一八)の村日記に堤崎新田とあり、高八五石余。化政期の家数三(新編会津風土記)。 堤新田村つつみしんでんむら 山形県:東田川郡余目町堤新田村[現在地名]余目町堤新田小出(こいで)新田村の南西にあり、西を北楯大(きただておお)堰が北流する。西は廻館(まわたて)村。延享三年(一七四六)の狩川通大概手控帳(高橋文書)に「廻館村古川向堤新田村」とあり、廻館村と当村の間はかつての最上川の流路で、旧最上川の自然堤防上にあることから村名がつけられたという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by