デジタル大辞泉 「堪り兼ねる」の意味・読み・例文・類語 たまり‐か・ねる【▽堪り兼ねる】 [動ナ下一][文]たまりか・ぬ[ナ下二]がまんしきれなくなる。こらえきれない。「寂しさに―・ねて泣きだす」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「堪り兼ねる」の意味・読み・例文・類語 たまり‐か・ねる【堪兼】 〘 自動詞 ナ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]たまりか・ぬ 〘 自動詞 ナ行下二段活用 〙 その場の勢力や忍耐を維持することが困難になる。こらえきれなくなる。がまんしきれなくなる。[初出の実例]「義就京都にたまりかねて伊賀の国へ下向あり」(出典:応仁別記(15C末か))「お島は耐(タマ)りかねて訊ねると」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例