塩田随斎(読み)しおだ ずいさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「塩田随斎」の解説

塩田随斎 しおだ-ずいさい

1798-1845 江戸時代後期の儒者
寛政10年9月22日生まれ。伊勢(いせ)(三重県)津藩士。古賀精里(せいり)にまなび,藩校有造館の講官,のち江戸藩邸の講官となる。詩をこのみ,猪飼敬所(いかい-けいしょ),頼山陽(らい-さんよう)らとまじわる。のち江戸谷中(やなか)に止至善塾をひらく。没後に「随斎詩鈔」が刊行された。弘化(こうか)2年2月27日死去。48歳。名は華。字(あざな)は士蕚。通称は又之丞。別号に巨瓢子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android