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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…体内に塩類を集積して害を受けないしくみはよくわかっていない。(2)イソマツ,ギョリュウの仲間,一部のマングローブ植物のように塩類腺をもち,吸収した塩類を排出したり,多肉の塩生植物のように吸収した塩類を膨潤により薄め,体内の塩類濃度があまり高くならないようにする。耐塩性はかなり大きい。…
…塩類腺ともいう。海鳥や海生の爬虫類にある分泌腺で,海水や餌とともに摂取した過剰な塩分を体外に排出する機能を持つ。…
…(3)海生の鳥類(カモメ,ペリカンなど)や爬虫類(イグアナ)には鼻腔に開口する鼻腺から,またカメ類では涙腺から余剰の塩類を分泌する。これらは塩腺または塩類腺とよばれる。(4)海水よりもはるかに塩分濃度の高い塩湖にすむ甲殻類のアルテミアは口および肛門から水を取り入れ,過剰の塩類を10対のえらから体外に分泌する。…
…鳥類と爬虫類だけが尿酸を排出するが,これはどちらも陸生の卵生動物で,発生が卵殻の中で行われるので,水溶性の尿素ではつごうが悪いためである。 海岸や海洋にすむ鳥類と爬虫類(カメなど)は塩腺(塩類腺ともいう)と呼ばれる特殊な排出器官をもっている。塩腺は塩分を排出するだけの器官だが,海水の約2倍(尿の塩分濃度の15~20倍)の濃い塩水を排出する。…
※「塩類腺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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