塵を絶つ(読み)チリヲタツ

デジタル大辞泉 「塵を絶つ」の意味・読み・例文・類語

ちり

絶塵ぜつじん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「塵を絶つ」の意味・読み・例文・類語

ちり【塵】 を 絶(た)

  1. 俗世間との縁を切る。世俗とのつながりを切る。
  2. ( 「荘子‐田子方」に見える顔淵言葉夫子奔逸絶塵、而回瞠若乎後矣」から ) 塵もたたぬくらい速く走る。転じて、徳行人格が人の追随を許さぬ境地にあることをいう。〔蘇軾‐答完夫穆父詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android