塵穢(読み)じんえ

精選版 日本国語大辞典 「塵穢」の意味・読み・例文・類語

じん‐え ヂンヱ【塵穢】

〘名〙 ちりにけがれること。ちりにまみれること。
続日本紀‐霊亀二年(716)五月己丑「遂使無上尊像永蒙塵穢。甚深法蔵不上レ風雨」 〔後漢書‐曹世叔妻伝〕

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普及版 字通 「塵穢」の読み・字形・画数・意味

【塵穢】じん(ぢん)あい

ちりけがれ。〔後漢書列女、曹世叔の妻(班昭)の伝〕(女誡四、婦行)塵穢を盥浣(くわんくわん)し、(せんけつ)、沐浴時を以てし、身に垢辱(こうじよく)あらざる。是れを容と謂ふ。

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