増法寺村(読み)ぞうほうじむら

日本歴史地名大系 「増法寺村」の解説

増法寺村
ぞうほうじむら

雀岐(ささき)庄東方(領家方)の一村で、小谷(おだに)村・平田(ひらた)村とともに「三箇村」として史料に記されることから、出石川沿いで、のちの正法寺村にあたると考えられる。貞和五年(一三四九)から応安元年(一三六八)にかけて増法寺・小谷・平田三ヵ村の領家坊門為名家は、平田村などの前の公文志津田彦三郎入道の跡を給された門真左衛門尉寂意をはじめ、太田孫太郎、名主・庄官らが領家職を違乱したとして幕府や守護にたびたび提訴し、提訴のつど坊門為名家は勝訴しているものの、結局領家職の知行を確立できなかったようである(→雀岐庄 →小谷村)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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