増醸酒(読み)ゾウジョウシュ

デジタル大辞泉 「増醸酒」の意味・読み・例文・類語

ぞうじょう‐しゅ〔ゾウヂヤウ‐〕【増醸酒】

米と米麹こめこうじで造ったもろみに、清酒と同じ濃度に希釈した醸造アルコールを加え、糖類酸味料グルタミン酸ナトリウムなどを添加して味を調えた酒。第二次大戦後に米が不足した時期に製造されるようになった。約3倍に増量されていることから、三倍増醸酒ともよばれる。平成18年(2006)の酒税法改正により清酒には該当しなくなった。

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