酒税法改正

共同通信ニュース用語解説 「酒税法改正」の解説

酒税法改正

酒税法改正で2018年4月以降「ビール」と名乗れる要件が緩和される。麦芽の使用比率は現在の3分の2以上から2分の1以上に引き下げられ、米やトウモロコシなどに限られていた副原料は、麦芽重量の5%までの範囲で果実香辛料ハーブ、野菜、茶、コンブなどが使用可能になる。麦芽比率や原料などの違いで異なっているビール、発泡酒、新ジャンル(第三のビール)の税率は段階的に見直され、26年10月に一本化。新ジャンルは途中で品目が発泡酒に統合される。ビールは減税に、一般的な発泡酒と新ジャンルは増税になる。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android