墨水(読み)ボクスイ

精選版 日本国語大辞典 「墨水」の意味・読み・例文・類語

ぼく‐すい【墨水】

  1. [ 1 ] 墨をすった汁。墨汁墨瀋(ぼくしん)
    1. [初出の実例]「冬至の宵に墨水(ボクスヰ)を硯にうけて筆を染」(出典人情本春色梅児誉美(1832‐33)初)
    2. [その他の文献]〔蘇軾‐監試呈諸試官詩〕
  2. [ 2 ] ( 隅田川の「すみ」に墨の字をあてたもの ) 隅田川の異称。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「墨水」の読み・字形・画数・意味

【墨水】ぼくすい

墨汁。

字通「墨」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android