墾田永財法(読み)こんでんえいざいほう

精選版 日本国語大辞典 「墾田永財法」の意味・読み・例文・類語

こんでん‐えいざいほう‥エイザイハフ【墾田永財法】

  1. 〘 名詞 〙 天平一五年(七四三)五月二七日の聖武天皇の勅により、墾田の田主権を保証した制度の称。班田制からはみ出た墾田を売買寄進が可能な地目として規定したことは、荘園制前提となった。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む