壅蔽(読み)ヨウヘイ

デジタル大辞泉 「壅蔽」の意味・読み・例文・類語

よう‐へい【×壅蔽】

[名](スル)ふさぎおおうこと。
中間に居て聖明を―し」〈東海散士佳人之奇遇

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精選版 日本国語大辞典 「壅蔽」の意味・読み・例文・類語

よう‐へい【壅蔽・擁蔽】

  1. 〘 名詞 〙 ふさぎおおうこと。おおいかくすこと。
    1. [初出の実例]「忽払浮雲擁弊白日之余光」(出典:梵舜本太平記(14C後)一四)
    2. 「かくして置いたもの、壅蔽(ヨウヘイ)して置いたもの」(出典:東京の三十年(1917)〈田山花袋〉私のアンナ・マール)
    3. [その他の文献]〔管子‐任法〕

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