声取坂町(読み)こえとりざかちよう

日本歴史地名大系 「声取坂町」の解説

声取坂町
こえとりざかちよう

[現在地名]熊本市水道すいどう町・安政あんせい

北は四軒しけん町、南は安巳橋通やすみばしどおり町、東は白川、西は水道町三丁目に接する通り筋。現在の水道町五番地、六番地南側、安政町四番地北側一帯。四軒町の白川端から南に入る小路があり、約四〇間南に入ると、東の白川から東西に走る小路に結びつく。次いで西に約二〇間下って南折し、南の安巳橋通に結びつく小路(現在ない)となる。安巳橋通に結びつく南北の通りが声取坂と称されていたため、明治一三年(一八八〇)以来この小路両側一帯を声取坂町と称した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android