売上高総利益率(読み)うりあげだかそうりえきりつ(その他表記)ratio of gross profit to sales

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「売上高総利益率」の意味・わかりやすい解説

売上高総利益率
うりあげだかそうりえきりつ
ratio of gross profit to sales

売上高に対する総利益の割合。売上総利益率,粗利益率などともいわれ,会社が売上高に対して何パーセントのマージンを得ているかを示す。すなわち商企業の場合は仕入,販売活動の成果を反映し,商品の販売価格中にどれだけのマージンを含めているかを示し,商品のもつ収益性を示すため,この売上高総利益率の動向に特に関心が向けられる。また製造業の場合は仕入,製造,販売活動の成果を反映し,製品および生産過程のもつ収益性を示す。

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世界大百科事典(旧版)内の売上高総利益率の言及

【売上総利益】より

…売上収益は,返品や値引きの額を控除した純額による。売上総利益は,会社の活動目的から生み出された利益で,会社の利益の基本的源泉をなし,売上収益に対するこの利益の割合(売上高総利益率)は,会社の収益力を表す指標であり,同業会社との競争力をみるうえで重要である。この利益から営業費を控除したものが営業利益であり,さらに営業外損益,特別損益が加減されて純利益が計算される。…

※「売上高総利益率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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