日本大百科全書(ニッポニカ) 「マージン」の意味・わかりやすい解説 マージンまーじんmargin 商取引用語としては、単に利幅もしくは利鞘(りざや)という意味で用いられることもあるが、もうすこし厳密には、売価と売上原価の差額すなわち売上総利益をさす。仕入原価に一定率のマージンをのせて売価を決定することを、値入れ(マークアップmark up)という。株式取引用語としては、委託保証金をいう。それは信用取引に際し、証券会社が顧客に株や資金を貸す保証として預かる金銭である。[森本三男] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例