精選版 日本国語大辞典 「壺板」の意味・読み・例文・類語 つぼ‐いた【壺板】 〘 名詞 〙 鎧(よろい)の脇盾(わいだて)の金具回り。右脇下にあてる壺形の鉄板。中央の壺の緒に鎧の引き合わせの緒をとりつける。馬手の草摺(くさずり)をつけて脇盾を構成する。つぼのいた。[初出の実例]「つぼ板に射立てられたる矢をば、脇立ながら引切て投棄て」(出典:太平記(14C後)三一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例