壺板(読み)つぼいた

精選版 日本国語大辞典 「壺板」の意味・読み・例文・類語

つぼ‐いた【壺板】

  1. 〘 名詞 〙(よろい)脇盾(わいだて)金具回り。右脇下にあてる壺形の鉄板中央の壺の緒に鎧の引き合わせの緒をとりつける。馬手草摺(くさずり)をつけて脇盾を構成する。つぼのいた。
    1. [初出の実例]「つぼ板に射立てられたる矢をば、脇立ながら引切て投棄て」(出典:太平記(14C後)三一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む