壺焼(読み)ツボヤキ

デジタル大辞泉 「壺焼」の意味・読み・例文・類語

つぼ‐やき【×壺焼(き)】

栄螺さざえの壺焼き」の略。 春》「―の壺傾きて火の崩れ/鳴雪
壺に入れて焼くこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「壺焼」の意味・読み・例文・類語

つぼ‐やき【壺焼】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 料理一種貝類、特にサザエを殻のまま焼いて味付けしたもの。また、サザエの肉をきざんで、醤油をさし、殻に入れて焼いたもの。壺煎り。《 季語・春 》 〔易林本節用集(1597)〕
  3. つぼに入れて焼くこと。また、そのもの。壺焼き芋など。〔現代語大辞典(1932)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android