変り果てる(読み)カワリハテル

デジタル大辞泉 「変り果てる」の意味・読み・例文・類語

かわり‐は・てる〔かはり‐〕【変(わ)り果てる】

[動タ下一][文]かはりは・つ[タ下二]以前とすっかり変わった、ひどい状態になる。「―・てた姿」

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精選版 日本国語大辞典 「変り果てる」の意味・読み・例文・類語

かわり‐は・てるかはり‥【代果・変果】

  1. 〘 自動詞 タ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]かはりは・つ 〘 自動詞 タ行下二段活用 〙
  2. すっかり変わってしまう。一変する。死ぬことを指すのにも用いる。
    1. [初出の実例]「男、妻まうけて心かはりはてて」(出典:大和物語(947‐957頃)一五七)
    2. 「目塞(ふさが)り色変じて替はてたる首をみるに」(出典太平記(14C後)一六)
  3. すっかり入れかわる。交替し終わる。
    1. [初出の実例]「Cauarifate, uru, eta(カワリハツル)」(出典:日葡辞書(1603‐04))

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