変置(読み)へんち

精選版 日本国語大辞典 「変置」の意味・読み・例文・類語

へん‐ち【変置】

  1. 〘 名詞 〙 別なものに置き換えること。
    1. [初出の実例]「政府暴政を行へば民之を変置することを得」(出典:明六雑誌‐四三号(1875)転換説〈西村茂樹〉)
    2. [その他の文献]〔孟子‐尽心・下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「変置」の読み・字形・画数・意味

【変置】へんち

おきかえる。〔孟子、尽心下〕民を貴しと爲し、稷(しやしよく)之れにぐ。~侯、稷をくするときは、則ち變置す。~祭祀時を以てし、然れども旱乾(かんかん)水(すいいつ)あるときは、則ち稷を變置す。

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