夏座敷(読み)ナツザシキ

デジタル大辞泉 「夏座敷」の意味・読み・例文・類語

なつ‐ざしき【夏座敷】

ふすま・障子などを取り外して風通しをよくし、調度類も涼しげに整えた夏の座敷 夏》「山も庭もうごき入るるや―/芭蕉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「夏座敷」の意味・読み・例文・類語

なつ‐ざしき【夏座敷】

〘名〙 夏季の座敷。特に、襖、障子などをはずして開け放し、涼しくしつらえた座敷。《季・夏》
俳諧・新続犬筑波集(1660)二「障子をもとりて夜あかす夏坐敷 目をすりこすりまつほととぎす〈宣安〉」

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