夕梵(読み)せきぼん

精選版 日本国語大辞典 「夕梵」の意味・読み・例文・類語

せき‐ぼん【夕梵】

  1. 〘 名詞 〙 寺院で、夕方勤行に打ち鳴らす鐘。また、その音。夕方の梵鐘の音。
    1. [初出の実例]「夕梵聞雲霧、朝鐘徹霧林」(出典経国集(827)一〇・於内道場観虚空蔵菩薩会〈淡海三船〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む