日本歴史地名大系 「夕狩村」の解説 夕狩村ゆうがりむら 栃木県:那須郡那須町夕狩村[現在地名]那須町豊原乙(とよはらおつ)高久(たかく)丘陵の北東部にある。近世は黒羽藩領で、同藩の「創垂可継」封域郷村誌巻二では寄居西(よりいにし)組に属した。原街道に沿う村で、同街道下野国最北端の問屋場であった。元禄郷帳に村名がみえ、高二二石余。前掲封域郷村誌では山・畑五分五分の村柄で、畑方六〇町六反余、家数二二。文化年中(一八〇四―一八)の書上(松本稔文書)では馬四九。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by