外国法事務弁護士(読み)がいこくほうじむべんごし

大辞林 第三版の解説

がいこくほうじむべんごし【外国法事務弁護士】

外国で弁護士相当の資格を有する者で、法務大臣の承認を受け、日本国内で、原資格国の法律事務等の職務を行う者。

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百科事典マイペディアの解説

外国法事務弁護士【がいこくほうじむべんごし】

外国における弁護士資格を持ち,日本国内で外国法に関する法律事務を扱うことを認められ,日本弁護士連合会の名簿に登録された。〈外国弁護士による法律事務の取扱いに関する特別措置法〉(1986年)によって規律され,外国法に関する法的サービスの質量を向上させ,市民および企業の渉外的法律関係の円滑化を図ることを任務とする。また,日本の弁護士が外国において法律事務を扱えるようにするための前提条件としても不可欠の制度である。1994年の法改正により,相互主義関係や共同事業関係の規制緩和がなされ,さらに1998年の改正で職務経験要件が緩和され,職務範囲の拡充等がなされた。2003年の改正では,司法制度改革の一環として,弁護士と外国法事務弁護士との提携・協働が進められ,外国法事務弁護士による弁護士の雇用禁止規定の削除等が行われた。
→関連項目外国人

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世界大百科事典 第2版の解説

がいこくほうじむべんごし【外国法事務弁護士】

日本以外の国において弁護士相当の資格を有する者は,法務大臣承認を受けた場合には,外国法事務弁護士となる資格を有する。外国法事務弁護士は,もともとの資格を得た国の法律(原資格国法)に関する法律事務を行うことを職務とする。現行の制度は,アメリカおよびECとの長年にわたる折衝の末,1986年公布,87年4月施行の法律によって導入された。外国の弁護士となる資格を有する者が,新たな資格試験等を課されることなく,日本において,前述のような一定の法律事務を行うことができることとする制度である。

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