外堀を埋める(読み)ソトボリヲウメル

デジタル大辞泉 「外堀を埋める」の意味・読み・例文・類語

外堀そとぼりめる

敵の城を攻めるには、まず外側の堀から埋める。転じて、ある目的を達成するためには、周辺問題からかたづけていく。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「外堀を埋める」の意味・読み・例文・類語

そとぼり【外堀】 を 埋(う)める

  1. 城を攻めるには、まずその外堀を埋めるの意で、ある目的を達するために遠まわしの作戦をとることをいう。
    1. [初出の実例]「公務員法ですでに外濠は埋められてしまったが、止むを得ぬからやっぱりゼネストだと呶鳴ったら」(出典:第4ブラリひょうたん(1954)〈高田保〉ブラリひょうたん・平和戦術)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android